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【ミニッツライナー】日にち薬(ネタバレあり)

この記事にはネタバレがあります。

 

今回は、10月1日の『あしたのSHOW』で放送された

『日にち薬』でミニッツライナーしてみたいと思います。

 

 

監督は、永田琴監督。

WOWOWぷらすと』をチェックしている僕としては、

東野圭吾原作のWOWOWのドラマの監督で、

岩井俊二監督に師事していた人というイメージ。

 

 

中谷美紀性同一性障害を演じる。東野圭吾『片想い』初映像化!

 

 

WOWOWぷらすと』にも何度かゲストで登場しています。


 

岩井俊二の回でも、松崎健夫 (松崎B)さんに、

ほんのちょっとだけ(ホントにちょっとだけですが)触れられていますね。


 

では、

『日にち薬』

ミニッツライナー!

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日にち薬

監督・脚本:永田琴
 

奈津:谷村美月

辻幸太朗:布施紀行

仁科:水沢奈子

 

 

  1. 奈津、縁側に寝転がり外をぼんやり眺めて回想する。タイトル『日にち薬』。
  2. 奈津、好きなサッカー部の男子、辻幸太朗の写真を画像処理ソフトで引き伸ばして拡大。プリントアウトしてブロマイドを作る。
  3. 奈津、弓道部の活動後の放課後、廊下ですれ違った幸太朗の話かけられた事から、彼の行動をこっそりと窺うようになる。
  4. 奈津、部活の後に廊下で幸太朗を待ち伏せてすれ違う事を日課にする。
  5. 奈津、いつも外れてばかりの弓道の的に矢を当てた事で、幸太朗に告白する決意をする。
  6. 奈津、誰もいない幸太朗の教室で黒板に『好きです。』と書いて自分を鼓舞しようとするが、そこへチアリーディングの女子、仁科がやってきたため、慌てて教壇の机の下に隠れる。
  7. 幸太朗が教室にやってくる。奈津、幸太朗が黒板の『好きです。』を見て「俺も」と仁科に言った事に動揺。そそくさと教室を出て行こうとする奈津だったが、その背中に幸太朗の「(誰だか)知らない」の言葉が突き刺さる。
  8. 奈津、校舎の傍で泣きじゃくる。
  9. 奈津、縁側に寝転がり外をぼんやり眺めている。場面変わり、鍵の付いた『他人に言えない事を書く』ノートがめくられていくが、そこには『好きです。』の一文だけが毎ページに書かれ、最後のページだけ『好きでした。』と書かれている。
  10. 奈津、縁側で小さな花をみつて微笑む。「失恋の心の傷も(中略)月日を重ねるといつしか自然に治ります。それを『日にち薬』と言います」

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大人になりかかっている女の子が凄く表現されてるなぁという感じのする可愛い話でした。

 

場面(場所)を展開させながら、10分くらいで心の成長や変化を表現するには、

こういうふうに1エピソードを掘り下げてかたちにするんだな、と参考になります。

 

 

ラスト間際の

「好きです。」

「好きです。」

「好きです。」

「好きです。」

「好きです。」

「好きでした」

 

いい観せ方ですね。

 

 

では、

『日にち薬』

ミニッツライナー

でした。